大阪市社会福祉協議会/大阪市ボランティア・市民活動センターでは、東日本大震災による大阪市への県外避難者への支援活動に取り組んでいます。大阪市内には、156 世帯、350人以上の県外避難者が生活をしています(2014/04現在)。県外避難者の皆さんはこの度の大災害により生活基盤を失い、親類・知人を頼り、あるいは原子力発電所事故の影響を懸念し、住み慣れたふるさとを離れ、ここ大阪へ来られました。
震災から3年以上が経過した現在でもなお、多くの不安を抱えたまま過ごされています。被災地の復興はもちろんのこと、被災者・避難者の生活が一日でも早く安定し、「心の復興」を果たすことを目指していかなければなりません。県外避難者が懸命に生き抜いていることをまずは知っていただき、大阪の皆さんと手を取り合ってできることを考えたいと思います。
県外避難者へ向けた情報紙IMONIKAI(いもにかい)を2011年6月より創刊し2019年2月(vol.82号)まで発行しました。市内24区の区社会福祉協議会と連携して手渡し、ポスティングし避難者の見守りを続けています。
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月1回、東日本大震災避難者の会Thanks&Dream(サンドリ)が主体の交流会 “Cafe IMONIKAI ”を開催しています。避難者同士の憩いの場でもあり、支援情報を共有しあうことにもつながっています。
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**交流会Cafe IMONIKAIの詳細**
●日 時:月1回(第3・第4週目) 10:00~15:00
※12:00~13:00 はお昼休みです。昼食は各自でご用意ください。
●場 所:大阪市立社会福祉センター(大阪市天王寺区東高津町12-10)
地下鉄「谷町九丁目」駅、近鉄「大阪上本町」駅11 番出口
●対 象:東日本大震災により関西へ避難されている人
※保育が必要な方は2週間前までにご相談下さい
大阪府内の支援団体・避難当事者団体等による、避難者が必要とする支援を具体的に考えていくネットワーク「大阪府下避難者支援団体等連絡協議会(愛称:ホッとネットおおさか)」は2012年5月に発足、以降奇数月に定例会を行っています。大阪市ボランティア・市民活動センターではこのネットワークの事務局を担い、団体間連携を強化しています。(2013/12現在、参加96団体)
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これまでに2013年1月、3月、8月、2014年3月の4回、東北方面へ帰省する避難者の方々のための里帰りバスを走らせました。また、このバスにボランティアが同乗し、避難者の方々との交流を深めながら、東北各地での活動を行うボランティアバスを兼ねてのプログラムとして実施しました。
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※現在、ご案内できる予定はありません。
<実行委員会構成団体>
(社福)大阪市社会福祉協議会/近畿ろうきんNPOパートナーシップ制度/(特)遠野まごころネット/ミンナDEカオウヤ/(特)ユースビジョン/(社福)大阪ボランティア協会【事務局】
市民フォーラムおおさかでは、現在、私たちが暮らしている地域 “コミュニティ”のこれからを考えていくために、身近な地域の中でフォーラムを開くことで、多くの方に学びや気づきの機会づくりを目指しています。
今年度は、昨年度より引き続き「防災・減災」を重点テーマに、大阪市内各所でこのテーマにまつわるフォーラムを実施し、私たちが住む地域を基盤とした「コミュニティ・コミュニケーション」を目指します。
フォーラムの内容は、NPO団体や市民活動団体など様々な活動をしている実行委員が、福祉、環境、健康、芸術など幅広いジャンルのフォーラムを展開しています。
福島県いわき市にある仮設住宅との交流を重ねる「いわき-大阪交流バス」プログラムも実施しています。
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*市民フォーラムおおさか事務局*
大阪市ボランティア・市民活動センター(社会福祉法人 大阪市社会福祉協議会)
大阪市ボランティア・市民活動センターでは、この他にも災害救援・復興支援・避難者支援に関わるさまざまな活動に取組んでいます。
●大阪ガスグループ”小さな灯”運動の「東北復興支援バザー」の運営協力 など
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